映画「インターステラー」あらすじ、考察、ネタバレ
前書き:今回初めてブログを書くので、至らない点が多々あるかと思いますが多めにみて頂ければ幸いです。
ネタバレ要素を含むのでご注意ください
インターステラー(interstaller)は星と星を行き交う物という意味。地球が食糧危機に陥り次々世代までは生存ができなくなり、元エンジニアのジョセフ・クーパーが銀河系を離れて人類が生存可能な惑星を求めて探索する物語。
作品を手掛けたのは「メメント」「バッドマン・ビギンズ」「インセプション」「ダンケルク」などの作品を務めたクリストファー・ノーラン監督。スタッフ泣かせと言われているほどの実写撮影、音へのこだわりで有名。極度のネット嫌いらしく「インターステラー」では携帯電話、インターネット等が登場することがなかった。
あらすじ:
50年前に重力の異変により、定期的に訪れる砂嵐が原因で人類は食糧危機に陥る。農家の人口が劇的に増え、学校では農業を教えられる時代となった。作物は砂嵐により不作が続き、病気になってしまうこともしばしば。元エンジニアのクーパーは長男のトム、妹のマーフィーを育て、農業を営んでいた。ある日、妹のマーフィーは「部屋の中に幽霊がいて、いつも同じ本が落ちる。何等かのメッセージかもしれない。」と言った。マーフィーはモールス信号だと予測したが、クーパーはそれを2進法で書かれた座標だと見抜く。その座標にはNASAの秘密基地があって、宇宙船の乗組員として惑星を探す旅に出かけることに……。
名言:
「親は子供の記憶の中で生きる」
「怒れ 怒れ 消えゆく光に 穏やかな夜に身を任せるな」
疑問点:
オクラ?
食糧危機の中で育てていたのは「とうもろこし」「じゃがいも」「オクラ」の3つ。
とうもろこしとじゃがいもは分かるけど、どうしてオクラなのか?
オクラは熱帯から温帯で栽培されているので温暖化した地域には気候が適している。また、多年草という数年間は実を付け続ける植物だから。ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなど栄養素が豊富な野菜。オクラは元々ガーナのトウィ語であり、英語でもokraと言われている。
メッセージとは?
ワームホールは誰が作った?
ロボットの形が非効率的?
直方体のしゃべるロボット。様々な形に変形はするものの、移動に適しているという形ではなかった。平面の移動は速いだろうけど、山道などはどうやって登るのだろうか?
なぜ畑を燃やしていたのか?
マーフィーが灯油をまき散らして自分の畑を燃やすシーン。正直理由が全く分からなかった……。
方程式
ブランド教授が解けなかった方程式。マーフィーは半分解けて、もう半分はブラックホールの中にあると言っていた。ブッラクホールの中というのは比喩表現だったのか、ブラックホールの中にクーパーが吸い込まれることが分かっていたのか……。
最後のシーン?
クーパーが地球に帰り、目を覚ましたシーン。重力をコントロールして、天に家が逆さに建っていた。クーパーは5次元を解明しただけでなく、重力を操作する方法も解明していたのか?5次元定理の中に重力コントロールが含まれるのか?それともマーフィーが独自に開発したのか?そもそも5次元を解読したところで地球の異常気象が解決するとは思えない……。
映画を楽しむための予備知識
知っているともっと楽しめるかも。
マーフィーの法則:「起こる可能性のあることはいつか起こる」
バイナリ :2進法
ワームホール :宇宙空間の離れた2点を繋げるトンネルのようなもの。
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